【もののけ姫】猩々(しょうじょう)とは何者?サンとのやりとりのセリフを解説!

もののけ姫 猩々 しょうじょう とは 正体 何者

『もののけ姫』に登場する猿のようなゴリラのような見た目の動物がいましたよね。彼らは猩々(しょうじょう)というのですが、作中で暗闇の中でサンに石を投げつけたのはこの猩々たちです。

その際サンと何かやり取りをするシーンがありましたよね!ですが声が低く何を話しているのか聞き取れませんでした。あれは何を話していたのでしょうか。そこで今回は、

  • もののけ姫の猩々(しょうじょう)とは何者?正体は?
  • 猩々とサンとのやりとりのセリフは何を言っていた?意味は?

について考察していきたいと思います。

ネタバレを含みますのでご注意ください。

目次

もののけ姫の猩々(しょうじょう)とは何者?正体は?

猩々(しょうじょう)って何者?

結論からいいますと猩々とは、

「森の賢者」と呼ばれる猿神

猩々という言葉は古くから伝わる架空の動物で、オランウータンの和名でもあるともいわれています。見た目は猿のようにも見えますが、猿にしては体が大きいので作中でもオラウータンとして描かれている可能性が高いといえます。

立場的にはそこまで高い地位ではありませんが、自ら木を植えることができるなど優秀な知識を持つことから「森の賢者」といわれています。

猩々は暗闇で目を赤く光らせるのが特徴で、森を破壊する人間に対して大きな恨みを持っています。またカタコトではありますが、言葉も話すことができるのが特徴です。

猩々(しょうじょう)の性格は?

猩々は実はとても真面目な種族なのですが、暗闇で目を光らせサンたちに石を投げつけるシーンがありましたよね。人間に対する恨みや憎しみの感情からそういった行動をしたように感じました。

卑怯な性格にも見えますが元々このような性格だったのではありません。自分たちがコツコツ懸命に植えた木を人間がいとも簡単に切り落としてしまうため、猩々たちのなかに負の感情というものが芽生えてしまったのです。

宮崎駿監督がこの作品を通して伝えたかったことは、人間と自然の共存でした。人間と自然が上手く共存していくには、お互いが歩み寄ることが何よりも大切なことなのかもしれませんね。

猩々とサンとのやりとりのセリフは何を言っていた?意味は?

石ころを投げて来た猩々とサンはあるやりとりをしていました。ですが声が低く何を話しているのか聞き取れませんでしたよね。猩々が言っていた言葉を詳しく見ていきましょう。

『ここは我らの森。人間よこしてさっさと行け』

『その人間よこせ』

『行け、行け俺たち人間食う その人間食う』

『その人間食わせろ』

『人間食う、人間の力もらう 人間やっつける力ほしい。 だから食う』

『木植えた。みな人間抜く。森戻らない。人間殺したい』

『シシ神様戦わない。ワシら死ぬ。山犬の姫平気、人間だから。』

『お前たちのせいだ!お前たちのせいでこの森終わりだ!』

『お前たち破滅連れて来た!生き物でも人間でもないもの連れて来た!』

『来たぁ!森の終わりだ!』

森が破滅してしまうのは人間のせいと訴えており、人間に対しての恨みが現れています。自分たちの手で気を植えているからこそ、人間によって森が破壊されていくのが許せなかったのです。

こういった行動が続いたため、ついには仲間であるサンや山犬にまでも攻撃的になってしまいます。彼らはただ森を守りたかっただけだったのですね。

\『もののけ姫』関連記事/

ひどい⁉アシタカがカヤの小刀をサンに渡してしまう理由はコレ!

死んだ?シシガミの最後となぜ死んだのかを解説!



死への恐怖?乙事主はなぜタタリ神になったのか考察!









猿の神様?猩々(しょうじょう)の正体はいったい何者?

まとめ

今回は「【もののけ姫】猩々(しょうじょう)とは何者?サンとのやりとりのセリフを解説!」について考察してきました。結果として、

  • 猩々(しょうじょう)とは「森の賢者」と呼ばれる猿神のこと
  • 猩々とサンのやり取りは、猩々が森を破壊する人間に対して不満や恨みを訴えていた

という結果でした。

『もののけ姫』を観ることで環境や自然との共存について考えるきっかけになれば、宮崎駿監督がこの作品を通して視聴者に伝えたかったことが少しずつ見えてくるのかもしれませんね。

皆さまも『もののけ姫』をご覧になってみてはいかがでしょうか。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次