もののけ姫のアシタカがタタラ場に残るのはなぜ?呪いは解けたのか考察!

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『もののけ姫』に登場するキャラクターで人気が高いのはサンですが、負けずと人気が高いのはやはりアシタカですよね!何よりかっこよく、サンをいつでも守る姿に女性ファンは魅了されています。

そんなアシタカですが、最後故郷である村には帰らずタタラ場に残ります。なぜ村に帰らなかったのでしょうか。また、アシタカは猪神に呪いをかけられてしまいますよね。その呪いは最終的に解けたのでしょうか。今回は、

  • もののけ姫でアシタカが最後タタラ場に残るのはなぜ?
  • アシタカの呪いは解けたのか?

について考察していきたいと思います。

ネタバレを含みますのでご注意ください。

目次

もののけ姫でアシタカが最後タタラ場に残るのはなぜ?

アシタカが村に帰らずタタラ場に残った理由は、

村に帰らなかったのではなく帰れなかったから

アシタカは村を出たときに髷を切っていますよね。このシーンの意図は宮崎駿監督いわく、人の世界の住人ではなくなること、二度と村を出入りできなくなることを意味しているそうです。そのため村を出たときからカヤとの婚約も解消されているという意味です。

このときからアシタカは死を覚悟していたのかもしれませんね。村やカヤとの別れ、死までも考えていたアシタカは多くの葛藤と闘っていたのかもしれません。

アシタカの呪いは解けたのか?

アシタカの呪いは解けた?

結論からいいますと、

最終的には解けたが完全には解けていない

最終的にシシ神の頭をデイダラボッチに人間の手で返すことで呪いは解けるのですが、アシタカの右腕にはアザが残っていましたよね。アザが完全には消えていないことから、呪いが全て解けたとは言い切れません。

なぜアザが消えなかったのかといいますと、こちらはあくまでも憶測になりますが、犯した過ちを忘れるなというメッセージが隠されているのではないかといわれています。

人間は同じ過ちを繰り返してしまう生き物だということから、制作陣によって込められたメッセージの可能性が高いようです。

アシタカがかけられた死に至る呪いとは?

アシタカはタタリ神に姿を変えてしまった猪神によって「死に至る呪い」をかけられました。この呪いは、猪神の怒りや悲しみなど負の感情が現れることで少しずつアシタカの体をアザが蝕んでいきます。

そしてこの呪いはアシタカの行動にも影響を及ぼし、アシタカの意識に反する動きをするため意図的ではなく凶暴な力が入ってしまう場合もあります。

つまりこの呪いはアシタカの体だけでなく、周りをも傷つけようとする呪いだったのです。作中でも矢を射ると恐ろしいほどの力が入ってしまい、両腕を切り飛ばしてしまうシーンがありましたよね。

アシタカは自分でも驚くほどの力が働いてしまう恐ろしい呪いをかけられてしまいました。

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まとめ

今回は「もののけ姫のアシタカがタタラ場に残るのはなぜ?呪いは解けたのか考察!」について考察してきました。結果として、

  • 村を出るときに村との別れや死について考えていたため、帰らなかったわけではなくもう帰れなかった
  • 呪いは解けたが、過ちを繰り返さないよう右腕にはアザが残っていた

という結果でした。

アシタカが村を出るときからさまざまな葛藤をしており、大きな決意をしていたと考えると胸が苦しくもなりますね。物語を観終えたときには、多くのことを考えさせられる作品です。

皆さまも『もののけ姫』をご覧になってみてはいかがでしょうか。

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