ジブリ「耳をすませば」は1995年に公開されてから今もなお多くの方に愛されているジブリ作品の1つです。そんな人気の高い作品が2022年に実写化され、多くの期待が寄せられました。
ジブリで描かれていた風景や映像が実写ではどのように描かれるのか気になっていた方も多いと思います。では実際の撮影や名シーンともいえるラストシーンの撮影場所はどこなのでしょうか。
今回は、
- 耳をすませば(実写)のイタリアのロケ地はどこ?
- 耳をすませば(実写)のロケ地は和歌山?
- 耳をすませば(実写)図書館シーンのロケ地はどこ?
- その他ロケ地紹介!
について調べてみました。
ネタバレを含みますのでご注意ください。
耳をすませば(実写)のイタリアのロケ地はどこ?
#耳をすませば を観ると
— ムービーメン (@Stan_n_movie) January 11, 2019
本を読みたくなる
図書館に行きたくなる
友達とおしゃべりしたくなる
電車に乗りたくなる
坂道を走りたくなる
楽器を演奏したくなる
早起きしたくなる
恋がしたくなる
『耳をすませば』はそんな映画であり、何年経っても色あせることのない作品なのです。 pic.twitter.com/0kppYIXsRj
劇中で聖司がチェロの留学に行った場所はイタリアのローマでしたよね!聖司が暮らすあの場所は風景や建物が海外のようで本当にイタリアで撮影が行われたように感じましたが、
実際の撮影が行われたロケ地はイタリアではない
ということでした。
では実際に撮影が行われた場所はどこだったのでしょうか。詳しく見ていきましょう!
耳をすませば(実写)のロケ地は和歌山?
10月に観た映画
— beni-hoppe (@new_ringo_1230) November 3, 2022
「耳をすませば…」
コロナ禍で 現地ロケ出来なくて
代わりに ポルトヨーロッパだっそう。
そんな ロケ地に行ってみたくて。#ポルトヨーロッパ#和歌山 pic.twitter.com/gDUAf62yng
聖司が留学したあの場所が撮影されたのはイタリアではなく、
和歌山県和歌山市のポルトヨーロッパというアミューズメントパーク
で撮影が行われたそうです。
ヨーロッパの街並みが楽しめるだけでなく、アトラクションやレストラン、宿泊施設もあることから県外からの観光客も多いようです!大人から子供まで楽しめる施設ですね。
ここで撮影されたシーンはいくつかありますが、有名なのは聖司が「翼をください」をチェロで演奏するシーンが有名ですね!フォトスポットとしても人気の場所だそうです。
このように国内で行われた撮影もありますが、劇中で登場するローマのピンチョの丘のシーンは実際にイタリアで撮影されたシーンだそうです!
耳をすませば(実写)図書館シーンのロケ地はどこ?
『耳をすませば』のモデル地の聖蹟桜ヶ丘では、図書館のある場所には「いろは坂 桜公園」があります。
— ジブリのせかい【非公式ファンサイト】 (@ghibli_world) February 25, 2023
昔は、この公園から、ラストシーンのモデルといわれた高台に行けたんですけど、今は立入禁止になっています。
当時は高台に、訪れたファンが書きこむための「耳すまノート」も置いてありました。 pic.twitter.com/Kjv8nIetwb
まず原作に登場する図書館のモデルとなったのは、
栃木県にある栃木県立図書館
でした。ではなぜ栃木県立図書館がモデルにされたのでしょうか。それは、「耳をすませば」の原作者である柊あおいさんの出身地が栃木県とのことで、この図書館がモデルになったそうです!
そして原作で図書館がある場所に実際は、
東京のいろは坂桜公園
があります。
ですがいろは坂桜公園に図書館はありません。原作と映画で舞台が異なっているため、舞台となった場所は東京のいろは坂桜公園ですが、図書館のモデルになったのは栃木県の栃木県立図書館ということです。
どちらも「耳をすませば」のロケ地や撮影地なので、聖地巡礼で県外からも多くの方が足を運んでいるそうです!
その他ロケ地紹介!
いろは坂の高台
耳をすませばが話題になってたけれど、私は5年前にひとりでロケ地巡りしてたぐらいには好きです。杉村が振られた神社と聖司くんがプロポーズした丘。 pic.twitter.com/7OihzjFuSw
— 恭子(magenta) (@kyokowtb) January 14, 2019
こちらは原作で聖司が雫にプロポーズをしたラストのシーンです!ファンの間では通称耳丘と呼ばれていて、東京の多摩市桜坂にあるいろは坂の高台です。
聖蹟桜ヶ丘駅から歩いて10分ほどの場所だそうです。この場所は聖地巡礼をするにあたって欠かすことができない場所の一つですよね!
実写版のラストシーンのロケ地の詳細が明らかになっておらずあくまで憶測にはなりますが、原作と同じ場所となるとこの場所で撮影されたのではないかといわれています。
金毘羅神社
今夜は映画「耳をすませば」ですね🎵
— うつぼカツヲ🌗 (@utubokatuo) August 26, 2022
公開時に聖蹟住人の俺の青春そのものの凄く懐かしい映像だらけ😂
画像は劇中の金毘羅と4年前に撮ったイロハ坂の上に在る金毘羅神社⛩
イロハ坂の途中の図書館に向かう月島。
下に流れる川は大栗川。
まさにそこにアパートが有ったんです
懐かしい。。 pic.twitter.com/ccQ4OpkClD
この場所は雫の親友である夕子のラブレター事件により、野球部員の杉村くんが雫に想いを告げるシーンが描かれました。突然自身の想いを打ち明けることになってしまった杉村君ですが、かなり切ないシーンでしたね、、。
このシーンは東京の金毘羅神社がモデルになっていると言われており、かなり忠実に描かれていました。
ノア洋菓子店
映画『耳をすませば』の聖地へ。聖蹟桜ヶ丘駅から坂道を登りノア洋菓子店まで散策。店主が気さくな方で色々お話できて楽しかった🐈お土産に塩サブレーを買ってきました🍪 pic.twitter.com/8rMfmT0XPO
— Kicoノ月* (@Kico_notsuki) October 13, 2022
このお店は実際に劇中に登場するわけでありませんが、聖司のおじいさんが営むアンティークショップ「地球屋」があった場所だと言われており、通称耳すまロータリーといわれています。
店内には耳すまノートがあったり、バロンがいたりと店内も「耳をすませば」一色だそうで、お店にはファンがこぞって押し寄せるそうです!聖蹟桜ヶ丘駅から歩いて20〜30分程の場所にあるそうです。
まとめ
今回は「耳をすませば(実写)のロケ地まとめ!ラストシーンの場所はどこ?」ついて調べてみました。
結果として、
- イタリアのような街並みのシーンは和歌山県のポルトヨーロッパで撮影が行われた
- ピンチョの丘のシーンは実際にイタリアで撮影が行われた
- ラストシーンはおそらく東京の多摩市にあるいろは坂の高台で撮影が行われた
ということがわかりました。
ジブリ作品の中でも人気の高い「耳をすませば」は、何度観てもどこか懐かしい気持ちを思い出させてくれる作品です。作品を観返すとより聖地巡礼が楽しめるかもしれませんね!
皆さまも「耳をすませば」を観てみてはいかがでしょうか。