『千と千尋の神隠し』に登場するニガダンゴは泥団子のような見た目をしており、色も緑色っぽく少し不気味な見た目をしていますよね!オクサレ様が千尋にあげたニガダンゴですが、ニガダンゴの正体とは何だったのか、そしてニガダンゴにはどのような効果があったのでしょうか。
またオクサレ様が千尋にニガダンゴを渡した理由についても見ていきたいと思います。
今回は、
- 千尋が川の神様からもらったニガダンゴの効果と正体は?
- 神様が千尋にニガダンゴを渡した理由は?
- 千尋はニガダンゴが薬のよう効果があるものとなぜわかった?
について考察していきたいと思います。
ネタバレを含みますのでご注意ください。
千尋が川の神様からもらったニガダンゴの効果と正体は?
千と千尋の神隠しで千尋がハク(竜)にニガダンゴを無理やり飲ませるシーンが、犬に薬を経口投与するのと同じっていうのはまさにその通りです。
— アル助(動物病院院長) (@vet_animaly) August 16, 2019
宮崎駿監督もそれを想定して絵コンテで指示しています。#ジブリ pic.twitter.com/suAvbE6x1d
ニガダンゴの正体は?
ニガダンゴの正体はおそらく
デトックス効果がある悪いものを吐き出す薬のようなもの
はっきりとした正体は明らかになっていませんが、薬草や薬に詳しい釜じいがニガダンゴと言っていたことで名前が明らかになりました。見た目は緑色の団子で見るからに苦そうな見た目をしていましたよね。
ではニガダンゴにはどのような効果があるのか詳しく見ていきましょう!
ニガダンゴの効果とは?
ニガダンゴを食べたことによって起こった出来事は、
〇千尋はただ苦くて吐き出した
〇ハクは湯婆婆が忍ばせた虫を吐き出した
〇カオナシは食べ過ぎた食べ物を吐き出した
悪いものを吐き出す作用があることは確かですね!千尋が食べても苦いだけだったのは、まだ体に悪いものがなかったことから、ただ苦いと感じただけだったようです。
神様が千尋にニガダンゴを渡した理由は?
平日はシャワーで簡単に済ましてしまうので休日に入る大きな湯船は体が溶けてしまいそうです🙃
— 🌻ひまわりM🐬 (@yukatatohanabi) October 10, 2022
千と千尋の神隠し に出てくる オクサレ様のようだ…
よきかな…はははは (*´∀`*)#たまに行く銭湯は極楽の時間#いい湯だな♨️#ポートレート #キリトリセカイ pic.twitter.com/NqN3VFBaq5
強烈な臭いを放つ汚れたオクサレ様ですが、本当の正体は河の神様でしたよね!そんな河の神様は汚れを取り除いてくれた千尋にニガダンゴを渡しましたが、なぜ渡したのでしょうか。
それは、
- 河の神様の体についていた悪いものをとってくれたから
- ニガダンゴが必要になることを分かっていたから
河の神様は千尋がお金以外にも何か必要になることが分かっていたのかもしれませんね。また、千尋にすごく感謝しているからそのお礼にニガダンゴをあげたとも考えられます。
最後に「よきかな」とほほ笑んでいた河の神様の姿からも、千尋に対する優しい気持ちが感じられますよね!
千尋はニガダンゴが薬のような効果があるものとなぜわかった?
『千と千尋の神隠し』、小さい頃から大好きだけど、千尋が川の神様からもらった泥団子をひたすら他人に食わせようとしていてなんでやねん〜と思ったし、食中毒に過敏だから店先のもの勝手に食べるの怖すぎるし、頼りになる上司代表リンに至っては最初から最後まで謎しかない存在よな!考察漁ります! pic.twitter.com/oVrsMJ0f0T
— ゆりな🐇🍒 (@yurina_____k) July 5, 2020
作中では千尋がニガダンゴを自ら食べたり、ハクに食べさせたりといったシーンがありましたよね。ニガダンゴを食べ物だと判断できたのはなぜなのか、また薬のような効果があることを千尋は知っていたのでしょうか。
恐らくですが、
ニガダンゴはかなりキツイ臭いがしていた、そして神様がくれたものだから何か効果があるはず
と千尋は考えたのかもしれません。
そのため一口食べてみてあまりの苦さに薬だと判断した千尋は、両親に食べさせれば人間に戻るかもしれない、ハクを救えるかもしれないといった希望を持っていたのかもしれませんね。
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まとめ
今回は「千と千尋の神隠しのニガダンゴの効果と正体は?神様が渡した意味も考察!」について考察してきました。結果として、
- ニガダンゴは悪いものを出す薬のようなもの
- 河の神様は千尋にお礼としてニガダンゴを渡した
- またはニガダンゴが必要になると分かっていたため渡した
という結果でした。
何事にも一生懸命に頑張る千尋の姿は、観ているこちらも前向きな気持ちになりますよね!
皆さまも『千と千尋の神隠し』をご覧になってみてはいかがでしょうか。