2022年も残すところあと僅かとなりましたが、皆様…年末に向けて大掃除、進んでいますか?
CMなどでは「今年の汚れ、今年のうちに」と歌われるほどである大掃除ですが、大掃除を始めるにも部屋が物で溢れていては進むものも進みません。
そこでおすすめしたいのが断捨離です。しかし、いざ断捨離を始めようと思ってもどこから手を付けたらよいかわからないものですよね。
そこで今回は
- 年末の大掃除で断捨離するコツは?
- 大掃除でキッチンの断捨離をするコツは?
- 部屋の大掃除で断捨離するコツは?
についてお伝えしていきたいと思います。
年末の大掃除で断捨離するコツは?
断捨離中、何か不安に思ったのか、これは(おもちゃ箱)捨てないでね。 pic.twitter.com/Wr0nqyWoJP
— ゆずなぎ:猫 (@yuzunagicat) December 11, 2022
大掃除とは文字通り大がかりな掃除です。雑巾を使って拭き掃除や念入りな掃除機かけやお風呂のカビ取りなどが思い出されますが、それらを始めるにもまず部屋の物を整理しなければ始まりません。
大掃除で断捨離するコツは?
① 残す物と手放す物の基準を決める
② 一度に全て行うのではなく、エリアを分けて少しずつ進める
③ まずは衣類から断捨離を行う
④ 分別するものは全て出して見える化する
⑤ 悩んだら一旦保留にして次に進む
上記のような方法で進めていくと徐々にではありますが、物が確実に減っていきます。
①の基準を決める際、物を入れる段ボールなどを2つ用意し、残す物と手放す物をざっくり分けますとやりやすいですし、その際に悩んだら保留にして構いません。
中には思い出の物もあるかと思います。捨ててしまっては後戻りできません、決断を急ぐ必要は全くないのです。
断捨離での注意点
・重要な書類
・緊急時に必要なもの
・二度と手に入らないもの
・自分以外の所有物や共有物
よく断捨離を行ってから「あれは捨てなければ良かった」と後悔されることがありますが、正に後悔先に立たずです。
そのようなことが無いように上記でも述べたように「悩んだら一旦保留にして次に進む」ことも大事です。
捨てることはいつでもできます、ですが捨ててしまったものは戻ってきません。
自分だけでなく、時に処分を検討しているものが家族にとって大事な品でないかを考えてみることも大切です。
そもそも「断捨離」とは?
よく耳にする「断捨離」という言葉ですが、我々は「不要な物を捨てる・処分する」という意味で認識しているかと思います。しかし実は沖正弘氏が提唱したヨーガ(ヨガ)の思想が発祥で、3つの意味を持っているのです。
断捨離は、ヨーガ(ヨガ)の考え方で「断行」「捨行」「離行」という3つの考え方の頭文字を取った言葉です。 断行とは不必要な事柄を断つこと、捨行とは不必要な事柄を捨てること、離行とは無用な執着から離れることを意味しています。
その考え方を掃除に当てはめた考え方が上記のような断捨離となります。
大掃除でキッチンの断捨離をするコツは?
一日一捨 38日目
— モカニャン@捨て活中 (@mochanyaan) December 11, 2022
110 子供の水筒
111 ブリタ携帯用ボトル
112 水出しコーヒーのフィルター
113 プラボトル2本
114 かき氷用氷型
115 食パン型
116 保存用缶?
キッチンの棚整理しました。
どれも思い出深い☘️
ありがとう!#捨て活#一日一捨#断捨離 pic.twitter.com/qm1Q4tcRaK
では、断捨離のコツと注意点を踏まえた上で、キッチンまわりの断捨離はどのように行うのが良いのでしょうか。
使いやすいキッチンまわりとは?
使いやすいキッチンは「家事動線」と「収納」の2つが使いやすいかどうか、生活環境に適しているかどうかを考えながら見ていきましょう。
食器棚の断捨離方法
食器棚は「必要かどうか」「使っていて心地よいのか」で選び、「いつか使うかも」と迷ったら、「いつかではなく、いま必要?」かどうかを考えよう!
普段よく使う食器を収納している食器棚はよくみると、食器やカトラリーも家族の人数よりもはるかに多いのではないでしょうか。中には全く使わないまま奥に鎮座しているものも。
必要な数を把握したら、その量以上あるものは減らすことにしましょう。いつか使おうと思って残しておいたものは大体使わないでしょう。
食器などは収納場所に入るからではなく、「必要かどうか」「使っていて心地よいのか」で選び、そうではないモノは処分しましょう。「いつか使うかも」と迷ったら、「いつかではなく、いま必要?」かどうかを考えましょう。
吊戸棚や収納棚の断捨離方法
一つ買い足したら一つ捨てる!これを鉄則にしたら余計な物は増えません!
吊り戸棚には、似たような保存容器やお弁当の用品などがしまわれていることが多くあります。
食器と一緒でまずは「必要かどうか」を考えましょう。保存容器やお弁当グッズは、必要な数を決めてそれ以外は処分することで戸棚の中に余裕が生まれます。
しかし戸棚の中に余裕が出たからといって買い足してしまっては元の木阿弥です。
新しいものを購入したら、古いものは一つ処分しましょう!そうすることで快適な空間を保てます。
ストック食材はローリングストック方法で無駄を省きましょう!
賞味期限切れの食品や、機能を果たさない道具を減らしたら、驚くほど使い勝手の良いスペースになります。
中には地震に備え、いつの間にか賞味期限の切れたものも含まているかもしれません。地震に備えることは悪いことではありません。しかしやり方を間違えると無駄になってしまうこともあります。
ローリングストックのポイントは、日常生活で消費しながら備蓄をすることです。
食料等を一定量に保ちながら、消費と購入を繰り返すことで、備蓄品の鮮度を保ち、地震などの災害時にも日常生活に近い食生活を送ることができるはずです。まさに断捨離も出来、食材も鮮度が保て一石二鳥ですね。
部屋の大掃除で断捨離するコツは?
机周りのみ断捨離が完了しました!綺麗でおしゃれな友達の仕事部屋はモデルルームのようでした!何この生活感丸出し!でも全部手の届くところにあるのって…便利やん? pic.twitter.com/USO78paPXZ
— 天王寺ミオ (@tennohji) December 8, 2022
生活上一番落ち着けるスペースであるお部屋が汚かったり、狭かったりするのは精神的にも良くありません。
新年を綺麗ですっきりした部屋で迎えるために大掃除には部屋の物を断捨離をしていきましょう!
部屋の荷物を断捨離するコツは?
- 目についたものから「必要」と「不必要」と「一時保留」にわける
- 必要な物はカテゴリごとに「衣類」「雑誌・本」「書類」「雑貨」「文房具」などに分類する
(または「毎日使う物」「時々使う物」「年に数回しか使わない物」など使用頻度で分類も可) - 使用頻度が高い物はすぐに取り出せる位置に収納していく
この①~③を部屋ごとにやっていくと自然と部屋が片付いていきます。
また、部屋ごとに収納まで終わったら掃除も一緒にやっていくと効率的です。
まとめ
今回は身近なキッチンや、家族が集う部屋を中心に断捨離のコツを記して参りましたが、
結論として
- 断捨離は、残す物と手放す物の基準を決めてから取り掛かる
- 捨てることに迷った時は「一時保留」に
- 重要な書類や自分以外の所有物や共有物を勢いで捨ててしまわない
- 食器棚は「必要かどうか」「使っていて心地よいのか」で選び、迷ったら、「いつかではなく、いま必要?」かどうかを考え一つ買い足したら一つ捨てるを鉄則にする
- ストック食材はローリングストック方法でロスを解消、日常生活で消費しながら備蓄をする
- 部屋の断捨離は「必要」と「不必要」と「一時保留」に分け、「必要」なものはカテゴリわけして、収納
となりました。
断捨離はコツが掴めたらあっという間に部屋が片付いていくのがわかりますので、やる気も出るし、年末のこれからの時期におすすめです!
是非すっきりした部屋と清々しい気持ちで新年をお迎えください。