【風の谷のナウシカ】最後の「おわり」シーンの意味は墓?

風の谷のナウシカのラストシーンではお墓のような場所に植物が生えており、その横にナウシカの帽子のようなものが置いてありましたよね。

そして「おわり」というテロップが出て物語は終わるのですが、ラストシーンで訴えたかったこととは一体何だったのでしょうか。

今回は、

  • 映画『風の谷のナウシカ』の最後「おわり」のシーンの意味は?
  • 最後のシーンはナウシカのお墓なの?
  • 原作の最後はどういう意味?漫画の最後は?

について考察していきたいと思います。

ネタバレを含みますのでご注意ください。

目次

映画『風の谷のナウシカ』の最後「おわり」のシーンの意味は?

風の谷のナウシカのラストシーンの真相を調べてみたところ、多くの解釈がありました。

SNSでの反応は「ナウシカのお墓だと思っていた」「最後の意味はどういう意味?」という反応が多くありましたが、個人的には観た人各々でいろいろな解釈ができる終わり方だなと感じました。

また公式から発表されている情報はありませんのであくまで憶測ですが、ファンの方のさまざまな声を元に真相をいくつかまとめてみました!

最後のシーンはナウシカのお墓なの?

ラストシーンはナウシカのお墓?

結論から言いますとラストシーンで描かれていたのは、

ナウシカのお墓ではない

と考えます。

ナウシカは死んでいませんので、ナウシカのお墓ではないことは明らかですね。ではあの場所はどこなのでしょうか。ファンの方々によりますとあの場所はおそらく腐海ではないかといわれています。

作中でナウシカとアスベルがチコの実を食べるシーンがありましたよね!その際の実が発芽して出た芽がラストシーンで描かれたチコの実だったのです。

腐海の底は毒が一切ない澄んだ空間でしたよね。植物が育つ環境は瘴気が浄化された腐海の底しかないので、おそらくあの場所は腐海だろうといわれています。

帽子の意味は?

ラストシーンの場所が腐海であることは理解できますが、ではなぜ帽子が置いてあったのでしょうか。それは、あの場所を腐海だと連想させるためではないか、そして帽子にガスマスクがついていることから

将来は腐海のようなマスクの必要ない環境へと変わるというをメッセージを残している

という考察ができました。

世界が汚染されガスマスクまで必要になってしまった世界が、「いつかはマスクをつける必要のないくらい空気が浄化される」そんな未来に向けてのメッセージだと感じました。

帽子のおかれていた理由はいくつかありましたが、個人的にこうであってほしいなという思いも込めています!(笑)

原作の最後はどういう意味?原作漫画の最後は?

映画では死んでしまった巨神兵ですが原作では生きており、ナウシカに対して母親の意識を持ちます。ナウシカも自分を慕う巨神兵のことを「オーマ」と名付け共に戦います。

ナウシカはオーマに指示を出し、ついに墓所を攻撃し旧人類と旧文明化学技術が眠っているカプセルをすべて破壊してしまいます。

この戦いでオーマは命を絶ってしまいますが、ナウシカは一命をとりとめます。そして生き残った新人類や腐海とともに平和に暮らし、その後は戦争などの争いもなく世界平和を迎えるというのが原作の最後です。

一見平和に見える終わり方ですが、旧人類を破壊してしまいオリジナルの人種はすべて死んでしまいました。新人類は汚染を許す存在ですので、平和に見える終わり方でも少し闇があるように感じました。

まとめ

今回は「【風の谷のナウシカ】最後の「おわり」シーンの意味は墓?」について考察してきました。

結果として、

  • ラストシーンで描かれていたのは墓ではなく腐海ではないかといわれている
  • 帽子が置いてあったことから未来は腐海の底のような澄んだ空気で、マスクが不要な世界になるというメッセージが込められている

という考察になりました。

色々な解釈ができるラストシーンですが、各々の解釈があるからこそ面白いですよね!映画を観た後に考察を見るのも作品を楽しむ要素の一つだと感じています。

皆様も『風の谷のナウシカ』を鑑賞して、さまざまな考察を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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