『魔女の宅急便』に登場したウルスラですが、作中ではウルスラという名前は出てこず「絵描きさん」や「あなた」と呼ばれていたウルスラ。
そんなウルスラが描いた絵はあるものがモデルになったといわれていますが、そのモデルとは一体何なのでしょうか。またウルスラには多くの名言がありますので、詳しく見ていきましょう!
今回は、
- 魔女の宅急便のウルスラの絵の元ネタ・モデルは何?シャガール?
- ウルスラの名言が知りたい
について考察していきたいと思います。
ネタバレを含みますのでご注意ください。
魔女の宅急便のウルスラの絵の元ネタ・モデルは何?シャガール?
ウルスラの絵は実在する?
ウルスラの絵は青森県八戸市立湊中学校養護学級による木版画「虹の上をとぶ船」が元絵です。同シリーズの『星空をペガサスと牛が飛んでいく』を写真撮影し、そこに男鹿和雄さんが油絵風のタッチを加え、そこにウルスラがキキをイメージした少女の顔を加筆して出来たものです。#魔女の宅急便 pic.twitter.com/DCkwfZKOsG
— キャッスル@ジブリフリーク (@castle_gtm) April 29, 2022
作中で登場するウルスラの絵は、神秘的で目を奪われてしまうほどの迫力がありますよね!この絵が実際に存在するという噂がありましたが、
この絵は実際に存在
します!
この絵は青森県に実際に存在するそうです。そして作中に登場した絵にはキキが描かれているなど、少し作品のオリジナルが加えられています。
作品に登場した絵には、参考にしていたモデルがあったようですね!では実際にモデルになった絵を詳しく見ていきましょう!
ウルスラの絵のモデルは?
「魔女の宅急便」で、主人公・キキに影響を与える画家の少女・ウルスラが描いていた絵。八戸市内の中学生が制作した版画作品がモデルであることをご存知でしょうか。現・八戸市美術館最後の展覧会、教育版画展「虹の上を飛ぶ船」ぜひご覧ください。https://t.co/07D0vGFKuX pic.twitter.com/azBK1G3yfd
— VISITはちのへ (@hachinohe_kanko) January 26, 2017
ウルスラの絵の元ネタやモデルはシャガールではないかといわれていますが、モデルになったのは
青森県八戸市立湊中学校の養護学級の生徒13名が制作した版画
です。
絵のタイトルは「星空をペガサスと牛が飛んでいく」だそうです。実際は版画になるので、作中に登場したのはオリジナルで色が塗られています。
空を飛ぶペガサスが大きく描かれていたり、下の方には人々の生活する姿が描かれていたりと、さまざまな魅力が詰め込まれた素晴らしい作品ですよね!
宮崎駿監督が美術館でこの絵を見た際にとても気に入ったことから、作品に登場することになったそうです!
ウルスラの名言がすごい!
ウルスラ︰そういう時はジタバタするしかないよ。描いて、描いて、描きまくる。
— 優芳(ゆうほう)🪷霊視🪷占い看護師 (@megithunekaiki) March 1, 2023
キキ︰ それでもだめだったら?
ウルスラ︰描くのをやめる。散歩をしたり、景色をみたり、昼寝をしたり、何もしない。そのうち急に描きたくなるんだよ。
魔女の宅急便より pic.twitter.com/LIlhWa1iAQ
ウルスラには多くの名言がありますよね!特に有名な名言をいくつかご紹介いたします。
・飛べなくなってしまったキキに対して、
そういう時はジタバタするしかないよ。描いて、描いて、描きまくる
・やっぱり怖がってしまうキキに対して、
描くのをやめる。散歩をしたり、景色をみたり、昼寝をしたり、何もしない。そのうちに急に描きたくなるんだよ
・キキに自分について話すウルスラ
私さ、キキくらいの時に絵描きになろうって決めたの。絵、描くの楽しくてさ。寝るのが惜しいくらいだったんだよ。それがね、ある日全然描けなくなっちゃった。描いても描いても気に入らないの。それまでの絵が誰かの真似だって分かったんだよ。どこかで見たことがあるってね。自分の絵を描かなきゃって
誰も、スランプに陥った時や、物事が思うように進まなくなった時に励みになりそうな言葉ですね!
まとめ
今回は「魔女の宅急便のウルスラの絵はシャガールがモデル?元ネタと名言を紹介!」について考察してきました。
結果として、
- ウルスラの絵は青森県八戸市立湊中学校の養護学級の生徒13名が制作した版画がモデルになっている
- 作中にはキキを勇気づけるウルスラの名言が多く登場する
という結果でした。
皆さまも『魔女の宅急便』をご覧になってみてはいかがでしょうか。