ホワイトデーは、バレンタインデーでお渡しした方からお返しとしてお菓子などもらうことがありますよね。
このホワイトデーのお返しでいただく品に、それぞれ意味があるのは知っていますか?例えば、お返しがマシュマロなら「あなたのことは嫌い」とか…。
そんな意味はいったい誰が何の目的で決められたのでしょうか?気にするべき意味はあるのでしょうか?
また、そもそもホワイトデーの由来や起源についてもあまり知られていませんので、調査してお伝えしていきます!
ホワイトデーのお返しの意味は誰が決めた?
ホワイトデーのお返しの意味とは
ホワイトデーのお返しには意味があると俗に言われていますが、その意味をまずは確認してみましょう。
ホワイトデーのプレゼント | 意味 |
---|---|
クッキー | これからも友だちのままでいようね |
マシュマロ | 君のことが嫌い |
キャンディー(飴) | 君のことが好き |
マカロン | 君は僕にとって特別な存在だ |
キャラメル | 君と一緒だと安心なんだ |
グミ | 君のことを嫌いなのをわかって |
ケーキ、チョコレート、ラスク | 特別な意味なし |
バウムクーヘン | この幸せが長く続くといいな |
香水 | エッチさせてほしいな |
ブレスレット | 君のことを束縛したい |
ネックレス | 君のそばにいさせてほしいな |
靴下 | 君に心を許しているよ |
調べて見ると実に様々な意味がありました。実はまだまだあります。品目もかなり細かいですね(^^;
さらに調査してみると、
- マシュマロは口の中ですぐに溶ける儚さから
儚い関係→嫌い - キャラメルは口の中でとろける
→心が打ち解ける安心感 - ブレスレット・ネックレスは身に着ける鎖
→束縛、側にいたい - 香水は体臭と混ざり合うセクシャルなイメージ
→体の関係を求める
といったように、ホワイトデーのお返しの意味は、その品物が持つイメージから”連想ゲーム”のように設定されているように見受けられます。
お返しの意味は誰が決めたのか?
お返しのそれぞれの意味はいったい誰が決めたのか気になりますが、調べて見たものの、
意味を誰が決めたのかは不明
です。
ネット情報を確認しても、連想ゲームのようにもっともらしく意味が説明されていますが、その根拠は見当たりません。
これは筆者の推測ですが、おそらく受け取り側の女性たちが、相手の気持ちを知りたいがために連想し、意味が自然発生的に作り上げられたのではないでしょうか。
だって、その方が女性同士で盛り上がりますし(^-^;
男性が意味を分かってプレゼントしているかどうかはさておき、本命の相手からキャンディやマカロンをもらったら、それだけで気分が上がって自信がつきますよね!
ホワイトデーのお返しの意味は気にするべき?
ホワイトデーのお返しを準備しなければならない男性にとっては、このホワイトデーのお返しの意味は、やっかいで面倒なものでしかないかもしれませんね(^^;
また、男性側がこれらの意味を知らずにお返しを贈り、受け取りの女性側が勝手に意味を解釈してしまい落ち込む、、、というのも、勘違いですから、せっかくの2人の関係性が壊れてしまいそうで、良いことはありません。
結論としては、
ホワイトデーのお返しの意味は気にしなくていい
というのが、筆者の意見です。
認知度100%でお互い承知の上でやりとりするなら別ですが、少なくとも私の学生時代にホワイトデーのお返しの意味を考えたことはありませんでした(^^;
意味があるなんて全く知らなかったのです。
というわけで、意味については誤解を生む種ですから、贈る側ももらう側も、気にしないのが一番良いのではないでしょうか。
どうしても気になるようなら、話のネタとして使って見るのは大いにアリかなと思います!マシュマロをもらったら、「マシュマロって嫌いって意味があるらしいけど、知ってた?」みたいな軽いノリで聞いてみて、否定してくれたら関係が発展するかも…♪
お返しを贈る男性側は、本命の女性にどうしても勘違いしてほしくないようであれば、マカロンやキャンディ、あるいは花を贈ってみるのも素敵ですよ!
花自体に意味はありませんが、花を贈る際は花言葉を事前に調べて、相手にも伝えてくださいね♪花をもらって嫌な顔をする女性はいないと思います(*^^*)
ホワイトデーの由来と起源
そもそもホワイトデーは何なのか、についても気になってきますね。ホワイトデーの由来や起源については諸説あります。
説①福岡の老舗菓子店の「マシュマロデー」が発祥
一つ目の説は、福岡の老舗菓子店、石村萬盛堂の売り出し戦略からホワイトデーが始まったというものです。
昭和53年(1978年)3月に石村萬盛堂が、「マシュマロデー」のキャンペーンを始めます。なぜマシュマロなのかというと、当時の社長が、
「男性からバレンタインデーのお返しがないのは不公平。
ハンカチやキャンディー、せめてマシュマロでも…」
石村萬盛堂ホームページ
という雑誌の投稿を読み、当時の石村萬盛堂の売れ筋商品であったマシュマロで餡を包んだお菓子と共にキャンペーンを始めたということのようです。
当時のコンセプトは、
「バレンタインデーに君からもらったチョコレートを、
僕の優しさ(マシュマロ)で包んでお返しするよ」
石村萬盛堂ホームページ
だそうです。
少なくとも当時は、マシュマロに「君のことが嫌い」の意味はなかったようですね(^^;その後、百貨店がマシュマロだけでなくより幅広くバレンタインデーのお返し文化として広めることを提案し、名称を「ホワイトデー」に変更したとか。
説②全国飴菓子業協同組合の「ホワイトデー」キャンペーン
2つ目のホワイトデーの起源説は、全国飴菓子業協同組合が「ホワイトデー」を発足させた、とする説です。
全国飴菓子業協同組合の公式HPには、次のような記載があります。
“愛する人にチョコレートをプレゼント”のキャッチフレーズで業界に定着したバレンタインデーに対応して、全国飴菓子業協同組合が「ホワイトデー(3月14日)はキャンデーの日」と決定したのが1978(昭和53)年6月のことでした。
そして、80年3月には全飴協・関東部会が第1回のホワイトデー“愛にこたえるホワイトデー”を実施し、現在にいたっています。
全国飴菓子業協同組合HP
実際にキャンペーンを始めたのは1980年からのようです。
キャンディの需要拡大を図ることが目的ですが、バレンタインデーのお返しと大きいくくりにした方が需要が拡大するのではないかと狙ったみたいです。
石村萬盛堂もキャンペーンを打ち出したのは1978年ですから、1978年というのは、全国的にバレンタインデーのお返し文化の機運が高まり、百貨店も非常に乗り気だったことがうかがえますね。
「ホワイトデー」の名前の由来
なぜホワイトなのか、名前の由来も定かではありません。しかしながら、こちらもいくつか説はあり、
- 「マシュマロデー」からマシュマロの白を想起させる
「ホワイトデー」に名称変更した - 純真でさわやかな愛をイメージする
「ホワイト」をネーミングに取り入れた
など、さまざまです。
いずれにしても「ホワイトデー」は日本発祥ですし、男性にとっては面倒だと思う文化かもしれませんが、日本らしい「お返し」文化として大事にしていきたいですね(*^^*)
まとめ
ホワイトデーのお返しの意味は誰が決めたのか、ホワイトデーの起源や由来について調べてきました。結論としては、
- ホワイトデーのお返しの意味は誰が決めたか不明
- お返しの意味に根拠はなし
- ホワイトデーの起源は、老舗菓子店や
全国飴菓子業協同組合が発祥とする説がある - ホワイトデーという名前の由来も複数あり
ということがわかりました。
バレンタインデーにチョコを渡した方は、ホワイトデーは少しドキドキするものです。チョコをもらった人は、ぜひお返しのプレゼントを忘れないようにしてくださいね♪